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灰汁はあるけどクセは無い

少し前の事ですが、近くに住む兄から分けてもらった野菜の「ハヤテウリ」を使って

数日に分けて晩御飯のおかずを作りました。

まずハヤテウリと豚肉の炒め物。

ハヤテウリと豚肉の炒め物

そして、ハヤテウリのキンピラ。

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そして、ハヤテウリのスープです。

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ハヤテウリはスーパーなどに並ぶお野菜としてはポピュラーじゃないだけに、

どうやって食べて良いのか分からない方も多いと思いますので、

下処理の仕方を・・・

ハヤトウリには灰汁があるので、灰汁を抜いてから使います。

なぜ、灰汁抜きが必要かというと、

この灰汁を抜かずに調理しようとすると、

手の水分が取られ、痒みが生じることがあるようです。

その灰汁の抜き方は、切った断面どおしをくるくると回すようにこすり合わせると

白い泡みたいのが出るのですがコレが灰汁なので、

この泡が出てこなくなるまで クルクル回して洗ってから使う・・・か、

ハヤトウリを半分にカットすると切った面からじわっと真っ白な泡が出てきます。

それが出てきたらさっと水洗いすると灰汁抜きできます。

皮を剥いちゃうとアクが取れないので、絶対皮をむく前に灰汁抜きしてくださいね。

ハヤテウリ

又、ハヤトウリは生のときは少し苦味を感じますが、塩でもむなどすればなくなります。

また加熱調理したものはクセが無いので、

ハヤテウリ自体は無味無臭って感じで、味というより食感を楽しむって感じかな(^^;

 

なので、薄味の味付けにも濃いめの味付けにも

ハヤテウリは馴染むので逆に言えば扱いやすいお野菜かもしれません。

ただ、炒めすぎたり、煮すぎたりすると歯ごたえ自体も無くなるので、その点だけは要注意です。

シャキシャキとした歯ごたえがご馳走のハヤテウリ、

皆さんも機会があったら使って食べてみてね(*^^)v

簡単で美味しく、元気に‼

残りご飯リメイクレシピ、第3弾です。

ドリア、リゾットに続き、今回は「鶏手羽の中華粥」です。

今回は主食というより、風邪をひいたり、食欲のない時などにチャチャっと作れるお粥です。

材料(1人分)
・鶏手羽先:2~3本
・温かいご飯:100ℊ
・にんにく、しょうが:各適量
・青ネギの小口切り:適量
・クコの実:適量
・ごま油:少々
・水:1.5カップ
・鶏がらスープの素(顆粒):適量
・塩、こしょう:少々

1:フライパンにごま油をひいて中火で熱し、
塩コショウをした鶏手羽先を皮目から焼きしっかり焼き色を付ける。
両面に焼き色が付いたら一旦取り出しておく。
(この後煮込むので、中まで完全に火が通っていなくても大丈夫です。)

2:1人用土鍋(なければ普通の鍋)皮付きのまま薄切りにした生姜とニンニクと
分量の水を入れて火にかけ煮立ったら、鶏がらスープの素、ご飯、鶏手羽先、クコの実、を加えて蓋をし、ご飯がトロリとするまで弱火で10分ほど煮込む。

3:塩コショウで味を整え器に盛り付け、青ネギの小口切りを散らしたら出来上がり♪

 

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中に入れる材料は少ないけれど、簡単サムゲタンって感じでしょうか。

鶏のだしが染みだしたご飯は口当たりなめらかで、

加えて、生姜やニンニクが入っているので風味がよく食欲をそそります。

又、ビタミン豊富で滋養強壮効果も期待できるクコの実も入っているので、

身体の芯から温まりそうです。

私は煮詰める時間が少し短かったのでご飯がとろけていませんが、しっかり煮詰めるともう少しトロトロになります。又、鶏の手羽先もホロホロほどける感じが良かったら、残りご飯を入れる前に長めに煮ることでお肉もホロホロで食べやすくなります。

残りご飯で作るお粥で短時間で出来るのも嬉しいですね。

今日は何だか食欲も無いし、疲れや風邪で身体がだるい・・・なんて日は、

是非、この中華粥を食べて早めにお休みくだされ~~~(^O^)/

有難き幸せ

先日の事、近くに住む兄が仕事の傍ら育てているお野菜をてんこ盛り持ってきてくれました。

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さつま芋に里芋、それに加えて生姜も。

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それと重なるように高知のかん兄ちゃんからも生姜が届きました。

折角なので新鮮なうちに・・・とさつま芋は天ぷらに。

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そして生姜は甘酢漬けとはちみつ漬けを作りました。

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お芋はホクホク、ねっとり。

生姜は甘酸っぱい中にピリっと辛みの効いたお味で、良い箸休めとなります。

・・・すでに、1瓶食べきってしまいました(笑)

残りの生姜は綺麗に洗って小分けにし冷凍保存に。

香りの高いこの時期の生姜はとっても美味しいので、

煮物や炒め物、ドリンクやお味噌汁にも使えて最高です。

これからはどんどん寒くなるので、

ホットドリンクに冷凍生姜の擦りおろしを入れ、

ショウガオールで身体ポカポカ♪

分厚い脂肪で覆われた身体は一度冷えるとなかなか温まらないので、

身体の中から温かくなる生姜は本当に有難い‼

2人のお兄ちゃんに感謝、感謝‼

お陰様で、Tは食欲旺盛で元気もりもり♪(*^^)v

有難くいただきながら寒い冬を乗り越えたいと思います。

本当にに本当にありがとぅ\(^o^)/

シンプルが一番って・・・

近年では「旬」という言葉が無くなりつつあるように感じるお野菜たち。

でも、やっぱり「旬」の時期に出回っているお野菜は一番美味しいですよね。

・・・という事で、今が旬のキノコを利用したレシピを1つ。

シンプルな一品「焼ききのこの大根おろし添え」

材料は きのこ(しめじ、シイタケ、エリンギなどなど)

作り方はシンプルにキノコの石突を取って、食べやすい大きさにわけ、

焼き網(またはグリルなど)にのせ、こんがりと焼き目がつくまで焼くだけ。

後は大根をすりおろして水気を切り、のせたら出来上がり~♪

焼きのこ

私はシンプルにキノコの味を味わいたかったので、

かんちゃんとこのジャワの天日塩と大根おろしでいただきましたが、

メッチャ美味しかった~~~(●^o^●)

お好みで酢橘を絞ったり、しょうゆ適量をかけてどうぞ。

簡単だけど、シンプルに旨い(笑)

素材自体が美味しいものは、

下手に手をかけない方が美味しい気がする・・・

・・・なんて、何だかんだ手抜きを正当化しようとしてるだけですけどね(笑)

でも、美味しけりゃ~なんでも良いのよ、結局は・・・

な~んてね  にゃははははは~(^^;

手抜きとは言わせない(笑)

今日は先日アップした冷ご飯レシピの第2弾。
我が家の場合ですが、家族皆それぞれ仕事をしているので、

誘われたり、急にお出かけしたりすることもあり、

予定して作った晩御飯が残ってしまう事も多々。

残ったおかずは次の日の朝ごはんに出したり食べたりできますが、

どうしても残りご飯が溜まりがちになります。

そこで、作るのがコレ‼ 残りご飯を使った簡単チーズリゾットです。

材料
残ったごはん2杯程度・玉ねぎ1/2・ベーコン2~3枚・しめじ適量
コンソメ 大1~1.5・水 少々・牛乳1/2カップ・塩コショウ(適量)・粉チーズ大2
とろけるチーズ1~2枚・バター10㌘程度 お好みでニンニク

作り方
1:フライパンにバターを溶かし、玉ねぎを炒め、
飴色になったら、細切りにしたベーコンと石突を切り落とし房分けしたしめじを入れて軽く炒め、
塩コショウで味を整えます。
*後でコンソメとチーズの塩分が加わるので塩分は少な目で大丈夫です。
*玉ねぎを炒める時にお好みでニンニクを入れて頂くと風味が増します。

2:1で炒めた具材の中に温めたごはんと、ごはんにかぶる程度の水とコンソメを入れ、
2~3分炒め煮をして水分が少なくなってきたら牛乳とチーズを入れて混ぜ、
しっかり混ぜ合わさったら器に盛り、粉チーズとパセリを振って完成です。
*お好みでブラックペッパーを入れると大人味のリゾットになります。

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今回のレシピも主食のご飯を使ったレシピなので、殆どおかずいらず。

スモークサーモンの入ったサラダや、オニオンスープがあれば十分です。

夕食にはちょっと手抜き感が・・・と言う方は、お休みの日の昼食にどうぞ。

残りご飯でも、立派な主役のレシピです^^

意外に簡単?

食欲の秋が始まりました。(私の場合年中食欲があるので継続中~っていうだけだけどね(^^;)

・・・という事で、今日は食ブロです。

ですが、今日はお肉やお魚、お野菜がメインのレシピではなく、

気が付けば溜まってしまう残りご飯を使ったレシピです。

余ったご飯って普段どうされていますか?

中途半端に余ったご飯って使い道に困っちゃいますよね。

人数分にはちょっと足りないけど、炊くとまた余るし、
余ったご飯を冷蔵、冷凍保存しているうちに、冷蔵庫のなかはご飯でいっぱい・・・
・・・なんて事ありませんか?

 

そんな時、残りご飯のレシピとして思いつくのは、

チャーハンやピラフ、オムライスが多いかと思いますが、

今日は、残りご飯を使った「ドリア」です。

もう、当たり前に作ってらっしゃるかもしれませんが、そこはお許しを。

材料は
残りご飯(4人分)・鶏もも肉 1枚・玉ねぎ 1/2個

塩コショウ 少々・トマトケチャップ 大5・油

ホワイトソース:バター 大1・小麦粉 大5

牛乳 3カップ・塩コショウ 少々・ピザ用チーズ50gくらい

1:鶏もも肉は余分な脂を除き、食べやすい大きさに切る。玉ねぎも1㎝ほどの角切りにする。

2:残りご飯をレンジで温める。

3:フライパンに油大さじ1を熱し、玉ねぎ、鶏肉の順に加えて炒め、
鶏肉の色が変わったら温めたご飯を加えて炒め、トマトケチャップ、塩、こしょうで調味し、全体に味がなじんだら耐熱容器6~7分目くらいまで入れる。

4:厚手の鍋にバターを入れて弱火にかけ、溶けたら少しずつ小麦粉を加えて炒め、
フツフツとしてきたら冷たい牛乳を一気に入れ、中火にして混ぜ合わせ、
とろみがついたら塩、コショウで味を調え、3の炒めたご飯の上に流し入れる。

5:チーズを散らし、230℃に熱したオーブンで焼き、焼き色が付いたら出来上がり♪

残りご飯を使ったドリア

トマトケチャップの代わりにカレー粉を使えばカレードリアに♪

ドリアの具材も、鶏肉に限らず、ピーマンやキノコ、ナスなどのお野菜や、

海老やイカなどのなど海鮮に変えるとまたまた味わいが変わって楽しめます。

ドリアはご飯としっかり濃いめのソースが重なって食べ応えがあり、腹持ちも良いので、

他にはサラダとスープがあれば十分。

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おかずを何品か作る事を考えれば、結果的には時短レシピかもしれませんね。

加えて冷蔵庫内にストックされた残りご飯も使えて冷蔵庫もスッキリ‼

これから少しずつ寒くなってくると、ふぅふぅしながら食べるご飯はそれだけでご馳走です。

どうぞ、皆さんも作ってみて~~~(^O^)/

働く主婦の時短簡単レシピはマスト‼

今日は簡単手抜きの副菜レシピをご紹介。

「お揚げのネギ味噌焼き」です。

材料と作り方

材料
お揚げ 九条ネギ (なかったら普通の青ネギ) 生姜

調味料 味噌 みりん(適量)

作り方
・お揚げを食べやすい大きさに切る(私はそのまま使いましたが一口サイズの方がベスト)

・ボウルに味噌、みりん(適量)、小口切りのネギ、みじん切りの生姜を入れて混ぜ合わせる。

・お揚げの上に合わせた味噌を薄く塗って、魚焼きグリルかオーブントースター、
またはオーブンでこんがりきつね色になるまで焼いたら出来上がり♪

お揚げのネギ味噌焼き

*少し味噌が多めでしょっぱかったので、塗る量は加減してください(^^;汗

調味料のお味噌は塩分濃度によっても変わりますので、お好みの分量でお試しください。

お揚げのカリっフワッとした歯ごたえの中に、

ネギと生姜の香りが詰まった焼き味噌の香ばしさが相まってとっても美味しいです。

お酒のアテや箸休めにも良い一品ですよ。

そして、何よりも、働く主婦にとっては簡単に作れるのはマスト条件(笑)

けっ、決して手抜きではございませんぞ(。-`ω-)

良かったら皆さんもやってみて~(^O^)/

忘れられない味

先日、大工の傍ら、畑で野菜を作っている兄が

こんなお野菜を持ってきてくれました。

(ご丁寧に薄皮まで剥いてくれています)

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何だか分かります?

実はコレ、さつま芋の「つる」なんです。

「つる」と書きましたが、つる本体から出ている葉の茎部分の事です。

つるは、そのまま食べてしまうと繊維質が強く、

噛み切れないため通常はフキのように表面の薄皮をむいてから料理に使います。

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調理方法も様々で、炒め物や和え物、煮びたしなどにして食べることができます。

芋つるは栄養も豊富で、鉄分やカルシウムなどのミネラル類が豊富に含まれており、

ビタミンも、C、E、Kと含んでいるほか、βカロチンも含まれており、

食物繊維も豊富に含まれています。

それ故、戦中前後などでは一般家庭の食卓によく上がっていたとされていますが、

今では農家や産地の地元で消費される程度になっており

スーパーで手に入れることは難しいのが現状です。

ただ、近年では伝統野菜や珍しい野菜の食べ方などが見直されているため、

このような芋づるを使った料理も見直されているようです。

なかなか食べられる機会のない、レアものという事ですね。

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今回は豚バラ肉と一緒塩コショウ炒めにしました。

私事ですが、私と一回り歳が違う姉はつい数年前まで、

芋のツルを食べたことが無かったそうな。。。

なのに、私の幼少の頃は

この季節になると、この芋のツルが頻繁に食卓に上がっていたんだけどね・・・”(-“”-)”

もしかして、我が家だけ時代が逆走してた?(笑)

でもね、おかげで、このシャキシャキとした歯触りの美味しさも小さなころから味わえたし、

結果、良かったと思える今日この頃です(´∀`*)

要因はソコだね‼

少し前の話ですが・・・

畑で野菜を育てている兄が大きな直径20㎝越えのカボチャを分けてくれました。

ただ、大食い家族と言っても、大きなカボチャ1個は早々に使い切れません。

でも、一度切り分けると鮮度も落ちるので、

どうにか目先を変えて美味しいうちにいただきたいと、こんなものを作ってみました。

カボチャの塩きんぴらとスパイシーカレーコロッケです。

カボチャの塩きんぴら

カボチャの塩きんぴら

塩きんぴらはオリーブオイルに塩を一つまみ入れ、千切りにしたカボチャを1~2分炒め、

仕上がりにブラックペッパーを振りかけるだけの簡単一品。

スパイシーカレーコロッケ

カボチャをレンジでチンして潰したものに、辛口カレーフレークを入れて混ぜ、

形成して小麦粉、卵、パン粉をまぶして揚げるだけ。

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コロッケは少々手間がかかりますが、コレなら一気に大量消費が出来ます。

カレーのスパイシーさの中にカボチャの甘みが加わって、ついつい箸が進む一品です。

スパイシーカレーコロッケ

それでも使い切れなかったカボチャが1/4ほど残っていますが、

今度は何を作って食べましょう・・・ムムム

食に関してだけは手間と労力を惜しまない私。

お陰で、この夏も体重は右肩上がり‼

痩せられないのはそこが大きな要因の様です (; ̄ー ̄A チーン

こう暑いと致し方ない・・・

今日は暑い夏のおすすめレシピ。

火を使わずに作る副菜の一品「小松菜となめこのおろし和え」です。

皆さん作られている方も多いと思いますが、そこはお許しを。

材料と作り方は、

・小松菜3株・大根10cmくらい・なめこ1パック

1:小松菜は洗って耐熱容器に乗せふんわりとラップをして加熱し、
水にとって冷まし、食べやすい大きさに切って水気をよく絞る。
大根はすりおろして軽く汁を絞る。

2:なめたけは耐熱容器に入れ、水大さじ1を加えてふんわりとラップをし加熱したら流水で冷まし、水気をよく切る。

3:ボウルに小松菜、大根おろし、なめたけを入れて混ぜたら出来上がり♪

味付けは醤油や、めんつゆなどお好みでどうぞ。(柚子の皮やスダチを絞ってもおいしいよ~ん)

小松菜となめこのおろし和え

火を使わないから忙しい時でも楽チンです!

小松菜の代わりに三つ葉やホウレンソウ、大根の葉も美味しいですよ。

 

 

こうも暑いと火を使うキッチンは暑さがマックス(◎_◎;)

家族の健康を考慮しながらレシピを考え作らなければいけない主婦は大変です。

小さなお子様にはちょっと厳しいかもしれないけれど、

旦那さんの酒の肴やおかずの副菜として、

どうぞ、皆さん、堂々と手抜きしちゃって~~~(笑)(^_-)-☆