コバノズイナ 姫リョウブの葉が早くも紅葉し始めました。
まだまだ黄色になったばかりだけど、
これから気温が下がると、オレンジから真っ赤へ色を変えて楽しませてくれます。
昼間はまだ暑い日もあるけれど、
秋は着々と深みを増し、
植物たちは冬に向けての準備を始めているのでしょうね。
			先日の休日、紅葉を見に毘沙門堂迄行ってきました。
昨年は永観堂や詩仙堂、圓光寺の紅葉を見に行ったのですが、
人が多すぎて、若干の人酔い(≧▽≦)
ゆっくる愛でるには場所と時間のチョイスが大事ということで、
今年は朝早めの時間帯に毘沙門堂へ行きました。
早めの時間なので幾分か人は少なかったものの、
人の姿が入らない写真はなかなか撮れません 笑
毘沙門天さんは勅使門に向かう紅葉の坂道が有名で、散紅葉が絶景なのですが、
その真っ赤に染まった散紅葉の絨毯にはちょっと時期が早かったかな。
しかし、境内の至る所でモミジやドウダンツツジが色づく様子はとても美しく、
ウットリしながら愛でさせてもらいました。
加えて、
その美しい景色の中でウエディングフォトの撮影をされているカップルが何組もいらして、
紅葉に負けず劣らずの美しいお嬢さんの御着物姿と
キラキラと輝く笑顔を見ながら微笑ましくて又ウットリ(*´▽`*)キレイ♡
「私も若いころはあんなにキラキラ輝いていたかしら・・・・・」
・・・・・・なんて、思いふけてみたけれど、
先日の休日、ウォーキングがてらイチョウの葉をゲットしてきました。
・・・といっても、公園のイチョウの葉は小さいものばかりで
望みの大きさが無かったので、
家の近くの強剪定された街路樹の犬シ〇ンがかかってなさそうな葉を拾い、
どなたかが以前作っていらしたバラを真似っこして作ってみました。
奇麗な黄色の葉っぱばかり拾えなかったので、グリーンが残っている葉も拾っていたのですが、
それはそれで色のグラデーションなかなかいい感じです♪
花ネタも無くてどうしようか・・・と思っていましたが、
これなら葉っぱを重ねて根元を結えるだけなので簡単(∀`*ゞ)テヘッ
ただね、街路樹のイチョウの木の下で、銀杏を探してる人は見かけるけれど、
お婆がイチョウの葉っぱを集めてるんですもの、
過行く人たちはさぞ不気味だったことでしょうな~。。。。。(一一”)
でも、当のお婆はイチョウの葉のバラを作れてご満悦でした ハイ。
紅葉狩りの最後は、「永観堂」です。
永観堂は約3000本の紅葉が植えられていて、
秋の紅葉が有名なお寺で全国にその名を知られています。
それだけあって、ここは流石に人が多かった~(>_<)
でも、それだけ沢山の人を魅了する魅力があるということなのでしょうね。
しかし、山門に差し掛かる紅葉が見えた瞬間、その美しさに心が震えました。
釈迦堂から見た唐門
阿弥陀堂をはじめとする古建築が、緑と水に恵まれた庭に調和しており、
優美な景観が広がっています。
境内を染め上げる紅葉はどの角度から見ても絵になる風景で息を飲むほどの美しさ。
お堂や回廊のすぐ前にせまってくる鮮やかな紅葉は圧巻の美しさです。
合間から覗く常緑の木々や足元に広がる緑の苔や植物達が
その美しさをさらに際立たせているように感じます。
沢山の赤い紅葉を見た後だからでしょうか、
この黄色い銀杏の絨毯の鮮やかさがとても新鮮で見入ってしまいました。
放生池の周りには目にも鮮やかな紅葉が水面に映りとっても綺麗。
この日は曇りのち雨の予報でしたが、私の日ごろの行いが良いから?でしょうか、
陽射しも出て青い空とのコントラストにもうウットリです。
京都にいながらなかなか見に行けなかった永観堂の紅葉。
今度は是非、夜のライトアップされた紅葉を見て見たいと思いました。
そして、こうして美しい景色を愛でられたことに感謝。
先日の休日行った紅葉狩りの続きです。
園光寺さんの後はすぐ側にある詩仙堂さんへ。
詩仙堂は左京区一乗谷にある詩仙堂は正式名称は「凹凸窠(おうとつか)」で、
でこぼこした土地に建てた住居という意味があるそうです。
ここは石川丈山が自ら作庭した枯山水庭園で国指定史跡にもなっています。
建物の周りには綺麗に整えられたお庭が広がります。
ひっそりと佇む小有洞(しょうゆうどう)の門から参道を登って行き建物に入ると、
木々の間から燃えるような紅葉の紅が目に飛び込んできて、
建物と緑、紅葉の美しさのコントラストに息を飲みます。
室内には少し遠くから聞こえる水の流れやししおどしの音が響き、
側に座ってもよし、奥から眺めてもよしの落ち着いた空間です。
ここは石川丈山が自ら作庭した枯山水庭園で国指定史跡にもなっています。
高低差のあるお庭の作りが特徴で、
皐月の刈り込みの奥にある少し低い場所にもお庭が広がっていています。
鮮やかな紅葉が全体を覆いつくしていて、
黄色からオレンジ、赤のグラデーションがなんとも美しかったです。
敷紅葉の美しさは又格別の美しさ。
これぞ、モミジの絨毯です。
こちらの詩仙堂は5月下旬の“さつき”、11月下旬の紅葉がオススメです。
狭すぎず、広すぎず・・・なのも良いのかもしれません(^^;
オマケの写真は建物の一角にあったかまど。
京都では「おくどさん」と言いますが、懐かしいその姿に故郷を思い出し、
年老いた母に無性に会いたくなりました。