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控えめな美しさ

北側控え花壇の片隅で斑入りアマドコロがひっそりとお花を咲かせています。

このお花は耐暑性、耐寒性に強く、山地の草地や斜面に自生する草花で、

主に斑入りの葉を切って飾るだけでも絵になるので茶華としても重宝されます。

斑入りアマドコロ

その斑入りの葉はそれだけで十分観賞価値があるのですが、

この控えめなお花も又可愛いでしょう?

アマドコロは漢字で「甘野老」と書き、地中の根茎の姿形が

ヤマノイモ科のオニドコロ(鬼野老)に似ており甘みがあるところからその名が名付けられ、

春に伸びた芽を摘んで山菜として、

秋には茎葉が枯れたら根を掘り上げ乾燥させ煎じ薬として利用されたそうです。

斑入りアマドコロ

私は今まで一度も新芽を山菜として食したことは無いけれど、どんな味なんやろ?

小さな9㎝ポット苗をお迎えしてから数年、何もせずともどんどん増える強者だけど、

どんな環境の中でも春になるとしっかり芽を出し花を咲かせ、

秋の紅葉まで楽しませてくれる優等生で、私にとっては有り難いお花です(*´ω`)

想いと環境は正反対(;^ω^)

ティアレラ スプリング シンフォニーのお花が咲いてくれています。

ティアレラ スプリング シンフォニー

虚弱な見た目に反し、寒い冬の間も枯れること無く、かと言って動き出すことも無くでしたが、

春の明るい陽射しと気温が上がってきたとたん、

ニョキニョキニョキ~と花茎を伸ばし、可愛いお花を咲かせてくれました。

ティアレラ スプリング シンフォニー

花はピンクから白のグラデーションでとっても可憐な雰囲気で、

深い切れ込みのある葉は、黒褐色の斑入りで鑑賞価値も高く葉だけでも楽しめ、

そのうえ耐陰性も強く、半日陰、日陰でも育ちます。

ティアレラ スプリング シンフォニー

ただ、我が家のように西日ガンガンで地植えが出来ない環境では、

なかなか株を充実させるのは難しいんですけどね(;^ω^)

出来ることなら大株にして沢山の花芽が上がった姿を見てみたい♪