那賀川菊 「桃色つぼみ」が咲いています。
2011年にお迎えしてから、早6年。
植えっぱなしのほったらかしにも関わらず、弱ることも無く、毎年お花を咲かせてくれます。
以前にも書いたのですが、
この那賀川菊は、徳島県の那賀川とその支流である日和佐川にのみ生育する固有種で、
日本産のキク属では分布域がもっとも狭く、今は絶滅危惧Ⅱ類の菊だそうです。
生育地はキク属には珍しい渓流地で、大雨が降ると水につかるような場所だとか。
このような渓流沿いの植物は、水の抵抗を弱くするため葉が細くなっているのが特徴らしく、
那珂川菊は枝分かれが多く葉が細く葉の表面に短毛が生え、
葉の先は3列してくさび形をしていて、水の抵抗を少なくしているようです。
絶滅危惧Ⅱ類の菊と言っても、この「桃色つぼみ」は品種改良されたものだと思うのですが、
この素朴で野趣あふれる感じの花姿はとっても可愛いです。
桃色つぼみと言うだけあって咲くまでの蕾はピンクですが、
咲くとお花は殆ど白くなります。
又、その変化もギャップがあって可愛いいです。
毎年、何の手入れもしないのに、
毎年お花を咲かせてくれる辺りは野菊の強さを受け継いでいるのでしょうね。
おかげで私との相性もピッタリ(笑)
今年も可愛いお花が見られて、良かった~\(^o^)/