弾丸帰省、長崎編です。
交通安全広報のキャラクターたちを楽しんだあとは、
いよいよ実家へと車を走らせます。
クネクネの山道を走らせること15分、実家に到着です。
いつ到着するか分からない私たちを待ちわびていたのか、母は寒い中、外で待っていました。
無事に到着した私たちの顔をみて安堵したのか、
ホッとした顔をしながら杖をつき近づいて来て笑顔を見せてくれました。
家の中に入るや否や、娘のマスク姿に、
「ありゃ~、❍ちゃん、遠い所来てくれたとね~ありがとうね~」・・・
ばってん、風邪ひいとるとやなかね、大丈夫とや~」と娘の身体の心配。
(私)イヤイヤ、娘は大丈夫だけど、私はアナタにうつしはしないかと心配だよ(汗)
早速、今日まで指折り数えて待っていた事、
週2日に増えたリハビリの事、
未だ、時間と体調が良い日は杖を付きながら畑に出て作物を作り励んでいることや、
娘や嫁に買ってもらった服自慢(笑)
田舎の出来事などなど、話が止まりません(笑)
それでも、孫との会話を楽しみにしていた母、
風邪をうつしてはならぬと娘は少し離れた場所でマスク姿。
ちょっぴり残念そうでしたが、致し方ありません。
ひとしきり話を聞いた後、早めに夕食の準備をして母も私たちも早めの床につきました。
そして、次の日、朝から父のお墓参りをしようと支度をしていると、
少しの時間も離れたくないのか、
足が不自由になってお墓の父に合う回数が減ったからか、
車でお墓まで向かうという私に一緒に行きたいと母も車に乗り込みます。
(お墓までの田舎道)
母は杖を付きながら一生懸命お墓の掃除をしたあと、
綺麗になったお墓の父に向かい、
「もう少しで私もそっちに逝くと思うけど、待っといてくれんね~
それまでは子供達や孫たちを見守っていておくれね」・・・と、
手を合わせていました。
その姿を見ていると、幾つになっても子供や孫の心配をしている親心に
有難く胸が熱くなりました。
お墓から帰ったあと、母を置いて娘と少しの時間近辺を歩きながら散策。
田舎の野山ならではの植物を懐かしみながらのんびりした田舎時間を楽しみました。
冬いちごと秋スミレ
イタビとカラスウリ
ヤブコウジとサネカズラ
イズセンリョウ?とウスギゴケの胞子
そして、昨年に引き続き、娘に田舎暮らし=薪で風呂沸かしを伝授(笑)
今年は最初から最後まで全部自分でやりたいという娘に
火種をの作り方、薪の入れ方などなど、色々教えつつ沸くまで約二時間(笑)
今では「ピッ」とボタンを押せば適温の湯張りをして、
数分もすれば「ピピっ」と湯張りが終わった事までお知らせませしてくれる恵まれた環境の中、
二時間もかけて風呂を沸かす意味は・・・と言いたいところですが、
その大変さ故に今の生活の有難さと、
又、それとは逆に、あるものの中で生活をしていくという
原始的な生活の大変さと有難さを感じられる時間でした。
そして、その苦労をしたご褒美?かな、
義姉が「あご」(トビウオの干し物)を持ってきてくれました。
焚き木で出来た炭を使って七輪で焼いていただきます。
近年「あごだし」が流行っておりますが、この干物が又旨いんです‼
それも炭火で焼く干物は格別の美味しさです。
娘と焼き上がった後からつまみ食いです(笑)
「美味し~美味しい~」と喜んで食べている私たちを見て母も姉も喜び顔。
おかげで夕食前にすっかりお腹が膨れてしまった私達でした。
・・・・・・後、残りの帰省ブログ、又、明日へ引っ張ります(笑)(^^ゞ