日別アーカイブ: 2016年7月10日

十分です‼

京の夏の代表的な食の1つに「ハモの落とし」があります。

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(WEBよりお借りしました)

見た目にも涼やかな夏のハモ料理は京料理の定番です。

京都の料理屋では、職人の技が光る「ハモの骨切り」、

この骨切りしたハモを湯引きにしたのが、ハモ料理の定番「ハモの落とし」です。

しかしながら、そのハモの落としも活ハモでないと美味しくなく、

そんな活ハモは一般家庭ではなかなか味わえないのが現実です(笑)

(なんせ、お高いし、そうそう職人さんが骨切りしたハモは手に入りまへん)

でも、でも・・・ど~してもハモが食べたい‼

そんな一般ピーポーの声が聞こえたのか、

ここ数年、骨切りされたハモがスーパーなどでも容易に手に入るようになりました。

それは、とある会社さんが職人の手に変わる

ハモの骨切りマシーンを造られた事もあっての様で、

市場にもお安く骨切りされたハモが並ぶようになったのです。

厳しい事を言えば、やはり職人の手業と機械では食感が変りますが、

骨切りハモが身近に食しやすくなったのは現実です。

そこでそんなスーパで手に入れたハモを使って一品。

ハモの落としを天ぷらにして、梅肉ダレ(赤シソの葉入り)でいただきました。

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にわか京料理風・・・だったらコレで十分?(笑)

これなら、歯ごたえの違いも何も判りません。

 

タンパクでフワフワと柔らかなハモをいただきながら、

京都に居るにも関わらず、ほんまもんの京料理がなかなか食べられない現実に

小さなジレンマを感じております(笑)(^_^;)