京の夏の代表的な食の1つに「ハモの落とし」があります。
(WEBよりお借りしました)
見た目にも涼やかな夏のハモ料理は京料理の定番です。
京都の料理屋では、職人の技が光る「ハモの骨切り」、
この骨切りしたハモを湯引きにしたのが、ハモ料理の定番「ハモの落とし」です。
しかしながら、そのハモの落としも活ハモでないと美味しくなく、
そんな活ハモは一般家庭ではなかなか味わえないのが現実です(笑)
(なんせ、お高いし、そうそう職人さんが骨切りしたハモは手に入りまへん)
でも、でも・・・ど~してもハモが食べたい‼
そんな一般ピーポーの声が聞こえたのか、
ここ数年、骨切りされたハモがスーパーなどでも容易に手に入るようになりました。
それは、とある会社さんが職人の手に変わる
ハモの骨切りマシーンを造られた事もあっての様で、
市場にもお安く骨切りされたハモが並ぶようになったのです。
厳しい事を言えば、やはり職人の手業と機械では食感が変りますが、
骨切りハモが身近に食しやすくなったのは現実です。
そこでそんなスーパで手に入れたハモを使って一品。
ハモの落としを天ぷらにして、梅肉ダレ(赤シソの葉入り)でいただきました。
にわか京料理風・・・だったらコレで十分?(笑)
これなら、歯ごたえの違いも何も判りません。
タンパクでフワフワと柔らかなハモをいただきながら、
京都に居るにも関わらず、ほんまもんの京料理がなかなか食べられない現実に
小さなジレンマを感じております(笑)(^_^;)