まだまだ冬の寒さが残る京都・・・イエ、当社事務所です(笑)
桜の開花宣言はあったものの、
近くの公園や川沿いの桜はまだまだ蕾のようで、
まだまだ春爛漫はおあずけです。
しかし、私の胃袋はその春爛漫を待ちきれず、
昨日、ついに、食べちゃいました~~~‼
はい、私の春のご馳走、「ツワブキの新芽」です。
陽のあたらない暗い場所に植えられているにも関わらず、
この時期になると新芽を出し、私の胃袋を満たしてくれる大事な食料です(笑)
勿論、観賞する気はさらさらございませぬ。
あくまでも食料として植え育てております(ただ、放置してるだけやけどね 汗)
例年の事ですが、早速、皮をむいて、灰汁を取り、
ゴマ油で炒めてキンピラにしました。
沢山収穫出来れば煮物や佃煮も作りたいのですが、
極狭の場所ではそこまでは望めず、泣く泣くの一品です。
でも、そのツワブキを美味しく食べるまでの道のりは遠く、
細い茎の皮を地味に剥き々するのですが、気が遠くなるような作業の上、
指は灰汁で黒くなります。
ほらっ、私のテビチも灰汁で黒くなっちゃいました(笑)
「そこまでして食べたい?」・・・っと聞かれそうですが、コレも、私の故郷の味の1つ。
小さな頃は、「ここまでして食べるだけ価値ある味かな」・・・なんて思っていたのですが、
離れて初めて気付く故郷の季節のご馳走なのです。
故郷の春の野山を思い出しながら食べるツワブキは
少しの苦みと青臭さが癖になる美味しさ(●^o^●)
今年も美味しくツワブキをいただけたことに感謝するとともに、
来年はもう少し株が充実して沢山のツワブキが食べられます様にと
何処までも灰汁と欲の強い事を願ったTなのでした ははは~(^_^;)