先週の土曜日は息子の誕生日でした。
しかし、私は仕事の後、会社の忘年会だったので、1日遅れでのお祝いになりました。
・・・と言っても、皆が揃う訳も無く、夕飯の後、2人だけでお祝いです(笑)
いつもながら、大雑把なケーキですが、喜んで食べてくれました。
こんな風に喜んで食べてくれるのも後何回あるのかしら・・・なんて思いながらも、
私の気持ちを素直に受け取ってくれる息子に感謝です。
その後、寒い玄関先で自分の就活用の革靴を一生懸命磨いてる息子の姿がありました。
磨き方など教えた訳ではないのに、自分で道具を揃え、手入れをしている姿を見て、
物を大事にしてる姿勢が見られ嬉しく感じました。
「そうやって手入れしてあげると長持ちするし、靴も喜ぶよ、エライね」と言うと、
「うん、大事に履きたいから」・・・と言いながら、その後も、一生懸命靴を磨いておりました。
かれこれ、2時間以上玄関先にいる息子、
身体も冷えて寒いだろうに・・・と見に行くと、
何と、私がいつも履いている靴まで汚れ取りして磨いてくれていました。
もう、7~8年程前に買った靴なのですが、途中、何度かお手入れはしたものの、
最近はすっかりお手入れもせずに履いていたのです。
艶も無くなって固くなりかけていた皮はツルツルでしっとりとした柔らかさに戻っていました。
「母さんのまでやってくれたん?メッチャキレイになってる、ありがとう」と言うと、
「イヤ、ついでやしエエよ、少しは綺麗になってると思うよ~」・・・と言いながら、
最後に靴の紐を通し、仕上げてくれました。
その息子は寒さで鼻も指先も真っ赤。
凍えるような寒い中、長い時間と労力を惜しまずやってくれたんだと思うと、
胸が締め付けられ、目頭が熱くなりました。
最近は就活を含めて、「仕事」や「社会人とは・・・」「目指すもの」などなど、
今までとは違った目線で周りを見ることが出来るようになってきたのか、
私にも色々な質問をしてきたり、自分の意見を言ったりと、
以前より少し大人な話をするようになった息子の成長に、喜びを感じるとともに、
少しずつ、自立に向かっている息子の姿に頼もしさを感じた夜でした。
そんな息子に対して、無知でいい加減でだらしない親で申し訳ないけど、
息子よ、ありがとう~♪、そして、頑張れ‼