故郷に帰省している間ほったらかしにしていた花壇を久しぶりに覗いて見ると、
オブジェ代わりに置いてあるホーローの水差しの蓋に蜂が数匹止まっていました。
咲いているお花も殆ど無いというのに何をしているのでしょう。
よく見ると春から夏の間飛んでいるアシナガバチとはちょっと違って見えます。
調べてみると、「フタモンアシナガバチ」という種類のようです。
フタモンアシナガバチとは、
「成虫は花の蜜やアブラムシの甘露を摂取し、エネルギー源とします。
幼虫は、成虫がチョウ類の幼虫やバッタ類の成虫・幼虫を狩り、
それを肉ダンゴとして与えられたものを食べます。
越冬から覚めた女王蜂は、働き蜂が羽化する6月頃まで巣作りを行います。
以降は働き蜂が労働を行い巣を拡大し、晩夏には新女王蜂と雄蜂が生まれます。
そして新女王蜂と雄蜂は巣を離れ、交尾を行います。雄はそのまま死に、
新女王蜂は越冬に入ります。
晩秋に庭先などで多数飛び回っていることがありますが、
これは全て雄なので刺されることはありません。」・・・と書かれておりました。
そして、その蜂のオスとメスの見分け方は、
「顔が黄色いのと触覚の先がカールをしてまるくなっているので区別ができます。
すぐに他の仲間を見つけては止まりに行きます」・・・とな。
そう言われてみれば、この蜂たち、全部の蜂の触角がカールをして、お顔が黄色っぽい。
それに、まるで日向ぼっこしながらお互いを温め合う様にくっついておりました。
虫は苦手なのでマジマジと見ることは少ない私ですが、
こうして僅かでも生態や特徴を調べてみると面白いものですね。
でも、だからと言って、虫は好きにはなれないけどね(笑)(^_^;)