月別アーカイブ: 2017年11月

弾丸帰省4

さてさて、いよいよ弾丸帰省最終日です。

昨日の田舎散策の残りを少し・・・

それは散策途中に見つけたマムシ草の実です。

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マムシ草の花

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WEBよりお借りしました。

何ともトロピカルな感じで美味しそうに見えなくはないですが、食べてはなりませぬぞ‼

マムシ草は全草猛毒ですので、実も勿論猛毒です、くれぐれもご注意を‼

 

さてさて、最終日、朝から帰る準備を整えていると、

例年のごとく、母が、

「瓜の漬物は持って行かんか?」

「人参も立派に出来たから少し持って行かんか?」

「あご(トビウオ)も美味しかったやろ?ちょっと持って行かんか?」

「イヤイヤ、気持ちは有り難いけど、例年以上に寒い時期に来たから、

洋服だけでバックには何一つ入る余裕は無いんよ、ありがとうね」と言うと、

寂しそうな顔をしてガックリと肩を落としていました。

それでも、自分が作った物を何かしら持って行かせたかったのでしょう。

娘に「❍ちゃんも鞄には何も入らんとか~?」

「お婆ちゃんの漬物とあごは持って帰らんや~?」と娘の所へ。

娘は鞄に余裕があったのか、「うん、持って帰る~♪」

母はその瞬間満面の笑顔になり、嬉しそうでした。

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しかし、私はココだけの話、実は若干青ざめておりました。

だって、瓜の奈良漬けにあごの干物、どちらも結構強い匂いがあるので、

生ぬるい電車の中でこの匂いが漂ったらと思うとドキドキが止まりません(笑)

でも、最後に婆ちゃん孝行してくれた娘には感謝でした。

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母・私・義姉(母の杖に注目‼ 木の枝です 笑)

 

いよいよ、お別れの時、

「来年も絶対帰ってくるからね、元気で待っといてね」というと、

「気を付けて帰らなでけんばい」と、今にも泣き出しそうな表情で顔を歪めていました。

車の窓を開けて手を振る娘に、見えなくなるまで手を振り続ける母。

少しずつ小さく見えなくなっていく母の姿に後ろ髪を引かれながら、

もっと何かしてあげられることはなかったかしら・・・と私は猛反省。

いつまでも、幾つになっても上手に親孝行出来ない娘です。

昨年より食も細くなっている母の身体が心配ですが、

それでも昨年よりも気丈に振る舞ってくれたおかげで私も一安心です。

元気な顔を見られて良かった。。。

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眼下に見える生月島

 

そして、オマケの話。

95歳になる母は一緒に住んでいる孫娘の影響で

ジャニーズの嵐のメンバーの顔と名前を全部覚えています。

お好みは「二宮君」らしいです(笑)

 

長々と帰省ブログにお付き合い下さりありがとうございました。

 

弾丸帰省3

弾丸帰省、長崎編です。

交通安全広報のキャラクターたちを楽しんだあとは、

いよいよ実家へと車を走らせます。

クネクネの山道を走らせること15分、実家に到着です。

いつ到着するか分からない私たちを待ちわびていたのか、母は寒い中、外で待っていました。

無事に到着した私たちの顔をみて安堵したのか、

ホッとした顔をしながら杖をつき近づいて来て笑顔を見せてくれました。

家の中に入るや否や、娘のマスク姿に、

「ありゃ~、❍ちゃん、遠い所来てくれたとね~ありがとうね~」・・・

ばってん、風邪ひいとるとやなかね、大丈夫とや~」と娘の身体の心配。

(私)イヤイヤ、娘は大丈夫だけど、私はアナタにうつしはしないかと心配だよ(汗)

早速、今日まで指折り数えて待っていた事、

週2日に増えたリハビリの事、

未だ、時間と体調が良い日は杖を付きながら畑に出て作物を作り励んでいることや、

娘や嫁に買ってもらった服自慢(笑)

田舎の出来事などなど、話が止まりません(笑)

それでも、孫との会話を楽しみにしていた母、

風邪をうつしてはならぬと娘は少し離れた場所でマスク姿。

ちょっぴり残念そうでしたが、致し方ありません。

ひとしきり話を聞いた後、早めに夕食の準備をして母も私たちも早めの床につきました。

そして、次の日、朝から父のお墓参りをしようと支度をしていると、

少しの時間も離れたくないのか、

足が不自由になってお墓の父に合う回数が減ったからか、

車でお墓まで向かうという私に一緒に行きたいと母も車に乗り込みます。

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(お墓までの田舎道)

母は杖を付きながら一生懸命お墓の掃除をしたあと、

綺麗になったお墓の父に向かい、

「もう少しで私もそっちに逝くと思うけど、待っといてくれんね~
それまでは子供達や孫たちを見守っていておくれね」・・・と、

手を合わせていました。

その姿を見ていると、幾つになっても子供や孫の心配をしている親心に

有難く胸が熱くなりました。

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お墓から帰ったあと、母を置いて娘と少しの時間近辺を歩きながら散策。

田舎の野山ならではの植物を懐かしみながらのんびりした田舎時間を楽しみました。

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冬いちごと秋スミレ

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イタビとカラスウリ

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ヤブコウジとサネカズラ

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イズセンリョウ?とウスギゴケの胞子

 

そして、昨年に引き続き、娘に田舎暮らし=薪で風呂沸かしを伝授(笑)

今年は最初から最後まで全部自分でやりたいという娘に

火種をの作り方、薪の入れ方などなど、色々教えつつ沸くまで約二時間(笑)

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今では「ピッ」とボタンを押せば適温の湯張りをして、

数分もすれば「ピピっ」と湯張りが終わった事までお知らせませしてくれる恵まれた環境の中、

二時間もかけて風呂を沸かす意味は・・・と言いたいところですが、

その大変さ故に今の生活の有難さと、

又、それとは逆に、あるものの中で生活をしていくという

原始的な生活の大変さと有難さを感じられる時間でした。

そして、その苦労をしたご褒美?かな、

義姉が「あご」(トビウオの干し物)を持ってきてくれました。

焚き木で出来た炭を使って七輪で焼いていただきます。

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近年「あごだし」が流行っておりますが、この干物が又旨いんです‼

それも炭火で焼く干物は格別の美味しさです。

娘と焼き上がった後からつまみ食いです(笑)

「美味し~美味しい~」と喜んで食べている私たちを見て母も姉も喜び顔。

おかげで夕食前にすっかりお腹が膨れてしまった私達でした。

 

・・・・・・後、残りの帰省ブログ、又、明日へ引っ張ります(笑)(^^ゞ

弾丸帰省2

弾丸帰省、長崎編です。

馬肉を食べたので風邪気味の娘も多少回復してるだろうの期待も裏切られ、

いよいよ長崎に向かって移動です。

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新幹線と在来線、そしてレンタカーを借りて実家へと向かいます。

指折り数えて待っている母の為に一刻も早く家路につきたい気持ちと、

95歳の母に娘の風邪をうつしたら大変だ・・・という、

複雑な気持ちを抱えながら道中は胸がモヤモヤ。

 

途中、毎年のように気になる場所でのパシャリは外せません(笑)

交通安全の広報であろうキャラクター勢揃いです。

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コチラは昨年と殆ど変わり映えはなさそうですが、昨年はこんな感じです。

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しかし、よ~く目を凝らして見てみると、

何と、新しい仲間が横に入っておりました。

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「天空の城、ラピュタ」と書かれているので、

きっとラピュタを守るために作られたロボット兵なのでしょう。

「なるほど~なるほど~、見えなくは無い」と言いながら横を見ると、

んんん???

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「亀?」

親亀の上に子亀、子亀の上に・・・

「何じゃこりゃ~~~っ?(笑)(@_@;)

下の二つの亀とは形状といい色使いといい、全くの別物にしか見えませぬ。

カタツムリ?カメムシ?それとも私の知らない新種の亀?(笑)

そんなこんなで今年も私の期待を裏切らず、

気になってついついよそ見をさせるキャラクターたちに迎えられ、

もう少しで実家です。

・・・・・・・・が、続きは次へ。(引っ張りすぎ? 笑)

弾丸帰省1

しばらくお休みを頂いて娘と弾丸帰省をしてきました。

今回は自分の故郷だけではなく、旦那の故郷のお墓参りも兼ての帰省です。

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出発は月曜日の仕事終わり(笑)

仕事終わりにバタバタと準備して新大阪駅まで行き、

そこから熊本まで新幹線に揺られての工程で、

乗り換え等の時間を入れて約4時間。

たかが4時間、されど4時間。

仕事終わりの4時間は老いた身体にはちょいとハード過ぎます(笑)

オマケに、娘は風邪気味で横の座席でコンコンと咳き込み、

身体も気も抜けたものじゃなく私まで余計にしんどさアップ(+o+)

熊本駅に着いたのは11時30分過ぎ、

流石に人も少なく閑散とした駅にはくまモンのオブジェ?がお出迎えしてくれたけど、

それを「可愛い~」と愛でる体力も気力も残っていない私は

翌日の事を考えて草々にホテルにチェックインして体を休めることに。

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すぐにお風呂に入ってお布団に潜り込んだのですが、

横の布団で咳き込む娘に熟睡出来ず・・・(ーー;)

翌朝、体調は万全ではないけれど、お墓は遥か遠い場所。

往復の時間を考えるとゆっくりする事も出来ず、レンタカーで出発です。

勿論、私の運転です(笑)

途中、薬局で咳止めの薬や栄養ドリンクを買って、

「こんな時に風をひくなんて体調管理がなってないわ~‼」

「気合が入ってないねんっ‼気合で治しや‼」・・・っと、娘に叱咤しつつ先へ進みます。

しかしながら、場所は天草諸島の一番先端近くの大江天主堂までの田舎道。

途中、僅かに有料道路もありますが、殆ど細い対面通行の一本道。

先頭車両が法定速度以下の速度で走れば、おのずとノロノロ運転が続きます(+o+)

そんなのんびり?した道路を走りやっとお墓に到着。

早速、掃除とお花を飾りつけお祈りをして、来た道を帰ります。

帰り道、教会に寄ってにわか観光でパシャリ。

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しかし、生憎の曇天に写真までパッとしません(笑)

以前、行ったときは良いお天気でこんな綺麗な写真が撮れたんですけどね・・・

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そして、海沿いの帰り道でもフォトスポットに寄ってパシャリしてみましたが、

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これまた曇天で微妙~な写真。

以前はこんな綺麗な風景が採れたんですけどね・・・

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そうこうしている間に、曇天からポツリポツリ小雨が・・・(@_@;)

「ご先祖様が喜んで泣いてるんやわ~」と都合の良い解釈をしながら車を走らせます。

夕方、どうにか帰って来られたので風邪気味の娘の為に

ホテル近くの馬肉料理店へ行って馬肉を頂いたのですが、

食いしん坊の私、写真を撮ったのは最初の1品だけ(汗)

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「早食い大会かっ‼」ってツッコまれそうなくらい飲み込むように馬肉を流し込み、

気が付けば30分ほどで間食(笑)

娘もコレで明日は元気になるだろう・・・と期待しつつ、

ホテルの戻って、明日の長崎行に備えて早めに床につきました。

明日はいよいよ私の実家へ向かいます・・・が、それは次へ続きます。

ムフフとアレレ?

時期外れにお花を付けたジキタリスのその後ですが、

秋らしいお天気が続く中、ご機嫌にお花を咲かせてくれています。

勿論、初夏の様なのびやかな草姿では無いけれど、

ずんぐりむっくりの姿で背一杯お花を咲かせている姿は健気で可愛いです。

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しかし、例年なら初夏のこぼれ種から発芽した苗が、

アチラコチラから出ているはずなのに、今年は全然出ていません・・・

種も採って色んな所にばら蒔いたはずなのに・・・

何で発芽してないんだろう~(。´・ω・)ん?

・・・ってことは、来春開花のジキタリスが無い?( ̄0 ̄;)エライコッチャ

ここ数年、ジキタリスはこぼれ種からの開花を繰り返していたのでちょっと拍子抜けです。

流石に今咲いているジキタリスからの種取は難しいでしょうし、

来年用のジキタリスをお迎えせねばなりませぬな~( ̄ロ ̄lll)イタシカタナイ

その分、今咲いてくれているジキタリスを存分に愛でてあげようぞ。

残念‼

今年もクラリンドウの花が咲きました。

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2011年にお迎えしてから、花数の変化はあるものの毎年お花を咲かせてくれています。

お迎えした当初は非耐寒性常緑低木なので、

冬場は室内にて管理しなくてはいけないのかと少々心配をしておりましたが、

以外に丈夫で、冬場、地上部は枯れるものの、春になると元気に芽だししてくれるので

周年、外に出したままの管理でした。

しかし、今年のお花は花穂も短く、何とも貧祖(汗)

例年ならこんな風にお花を咲かせてくれるんですけどね・・・。

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きっと、数年植え替えもせず放置してるので根詰まりでもしているのでしょうね。

葉色も悪く、花の大きさも小さ目です(汗)

この個性的な花姿は日本の山に自生するクサギ(臭木)の仲間ですが、

クサギのような臭さは無く、5弁の花は蝶のようで長い雄しべが突き出し、

まるで蝶が飛んでいるように見えとっても優雅です。

藤の花のように垂れ下がって咲く花穂は、

環境が良ければ20~30㎝ほどになるようですが、

今年の当社のクラリンドウは環境も栄養状態も悪いせいか、5~10㎝程(汗)

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綺麗に咲いた姿は清楚で、それでいて優雅で妖艶なクラリンドウ。

これじゃ、折角の綺麗なお花も台無し・・・

来春になったら植え替えしてあげよう、絶対‼

一手間。

先日、チラシで作ったバラのリースをアップしたのですが、

今回はこんな物を作ってみました。

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新聞紙で作ったバラの花です。

それも、普通の新聞より英字新聞の方が渋いかと、

読めやしないのに見栄を張って英字新聞を買って作ってみました(笑)

モノトーンなだけに派手さは無いけど、

それがかえってアンティーク風に見えるでしょ?

ちょっとしたプレゼントもこうして一手間加えて差し上げると

頂いた方もきっと嬉しいんじゃないかしら♪

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お花の芯に針金を付ければ花束のようにも使えるし、

素材も紙ナプキンやティシュ、薄紙で作れば、

イメージが又、グッと違って見えると思います。

又、ネタが無い時はそれも作ってみようかしらね。。。(´∀`*)ウフフ

今年もヒッソリと・・・

今年も僅かですがツワブキの花が咲きました。

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私はツワブキはを観賞としてではなく食材として見てしまうので、

秋のお花より、春の芽吹きを何より楽しみにしてしまうのですが、

それでも、こうしてお花を咲かせてくれると嬉しいものです。

ツワブキは山野草ならではの楚々とした花姿をしながらも、

強く、逞しくい印象が強いお花です。

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それは、どんな条件の中でも、子孫を残すために、

健気にお花を咲かせているからなのでしょうか?

その強さと逞しさが、しなやかな美しさとなって感じるのかもしれませんね。

今回、このツワブキの花の写真をマジマジと見ていると、

キク科のお花だけあっ多数の小さい花が丸く密集して咲いているんですね。

1つの花のように見える事を「頭花」と呼び、

外側の花びらのように見えるもの1つ1つが舌状花、

舌状花に取り囲まれて多数の花を筒状花と呼ぶそうで、

この先に花粉が出てきて舌状花の大きな花弁と鮮やかな花色で虫を引き寄せるそうな。

舌状花舌状花 (1)

筒状花舌状花 (2)

不思議が一杯ですね。

この綺麗なツワブキ、

残念な事にまたまた誰の目にも写らない場所で咲いています(汗)

ツワブキよ、すまない(;”∀”)