今日は食ブロです。
今日はご飯のお友として、又お茶請けにも美味しい「なんちゃって千枚漬け」です。
数ある京漬物の中でも 『しば漬け』『すぐき』『千枚漬』は京都三大漬物と呼ばれています。
これらの漬物は京都以外の方にはあまり馴染みがないお漬物かもしれませんが、
千枚漬けは晩秋から2月頃までしか作られないその時期ならではのお漬物で、
京の食卓に冬の訪れを告げるお漬物として
その姿の美しさと奥深い味わいで京料理のひとつとまでうたわれている逸品です。
その千枚漬の材料は京の伝統野菜の一つ『聖護院かぶら』なのですが、
京都に住んでいても早々に『聖護院かぶら』に出会えるわけではないのです。
それほど、作られている場所も時期も限られており、流通も少ないお野菜なのです。
なので、今回のお漬物は聖護院蕪を使って・・・というのは無理なので、
今回は聖護院大根を使って千枚漬を作りました(聖護院大根写真撮り忘れ~)
材料 聖護院大根 2株 塩 少々 酢50cc 砂糖大3~4 出し昆布 適量 タカのつめ(お好みで)
1:聖護院大根は厚めに皮を剥き、包丁で薄く輪切りにし、塩をふり30~40分おく。
2:酢と砂糖を火にかけて冷まして置く。
3:水分が出た聖護院大根を手で挟んで水分を切る。
4:ジプロックなどの保存袋に1と出し昆布を交互に入れ 冷まして置いた調味料を入れ、
空気を抜いて冷蔵庫にいれ、半日から1日したら食べられます。
お好みで柚子を香り漬けに入れても美味しいですよ。
又、甘めがお好きな方は調味料にみりんをプラスされると甘みが増します。
若いころはこの千枚漬けの美味しさが分からず、
(失礼ですが)「どこが美味しいんだろう」・・・と思っていましたが、
年齢のせいでしょうか、最近はしょっぱいだけのお漬物より、
このように甘酸っぱいお漬物が美味しく感じます。
お酢を使ってるだけに美味しゅうおす(酢)ぇ~、皆さんもどうどす(酢)~?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(チーン)(;”∀”)
年齢による味覚の変化と無理のあるダジャレ・・・我が事ながら恐るべし‼です(笑)